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2013年9月 7日 (土)

日本人の宗教

日本人は世の中が唯一神によって造られたのではなく、「八百万(やおよろず)の神々」というように、あらゆるところに神々がいて、八百万の神々が話し合いで物事を決めると考えたのです。聖徳太子の17条の憲法第一条と最後の条に示された、話し合い絶対主義による和の精神は、日本的な宗教信仰の源流だと思います。

 織田信長は、宗教を弾圧したのではなく、宗教が政治に関与することを断固として排除したのです。その強烈な意志行動のおかげで、日本人は宗教戦争をしなくなったという見方もできます。日本での戦争は、武士団同士の国取りの戦いであり、非戦闘員を対象にしなかったため、果てし無く続く殺戮の負の連鎖に陥らなかったのだと思います。また、戦国時代の強力な武士団や江戸時代の鎖国は、キリスト教を先兵とした列強からの侵略を防ぎ、日本の独自性を守ることに役だったのです。

日本人は、外国人に宗派を聞かれて無宗教と答える人が多いようですが、日本人の宗教は自然と融合した日本独特の神道だと思います。最近続いた大地震による倒壊・火災・津波などの大きな被害を受けても、その自然の猛威を受け入れ力強く生きていく人々が祈りを捧げる姿に心打たれました。神から授けられた食物を大事に残すことなく食べ切り、庭の大きな木には神が宿ると考え、切り倒すことなく建物の配置を考えるのが日本人ではないでしょうか。

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