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2014年6月

2014年6月29日 (日)

東海道五十三次歩きましたー5(印象に残りました)

 一里(3927m)毎に一里塚が124ケ所に設けられ、塚や石碑が多く残されています。写真は、大きいので印象に残った日本橋から88里の笠寺一里塚と105里の野村一里塚です。野村一里塚は、東海道で国指定史跡に指定されている4つの内の一つで、大きな椋(むく)の木が印象的でした。写真上が笠寺一里塚、写真下が野村一里塚です。

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 53の宿場で最も素晴らしいのは、47番目の関宿です。古い家が多く残され雰囲気の残る町並みが再現されています。電信柱が無く、道路表面は砂舗装、写真の銀行は町に溶け込み、日本郵便のポストは超レトロです。

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 27番目の袋井宿は、五十三次の真ん中ということで写真の「東海道五十三次 どまん中東小学校」がありました。袋井市立袋井東小学校です。思いきりました。

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東海道五十三次歩きましたー4(長い鉄橋がありました)

 東海道は海岸沿いの道が多く海にそそぐ直前の川幅は広いので、長い鉄橋をいくつも渡ります。最も長い大井川鉄橋は、長さ1026mで23番目の島田宿を過ぎてすぐにあります。車道とは別に歩道専用の鉄橋が取り付けられており、すれ違うのがやっとの狭い橋です。大井川は、確かに水深が浅く徒渉できそうです。
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 渡し船の名古屋区間では、国道1号を歩きました。木曽川の尾張大橋879mを渡ると、
揖斐・長良川橋(いび・ながらがわ)長さ約990mとなります。28番目の見付宿を過ぎた新天竜川橋は長さ912mで歩道が広く新しい橋です。長さでは、これらがベスト4だと思います。
 感動を呼ぶ橋は、終点の京都三条大橋(写真)でしょうか。53番目の大津宿手前の瀬田唐橋は、京都が近いことを実感する雅な形状の橋です。
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 面白いのは、川崎駅直前の多摩川にかかる新六郷橋です。この橋から見える河川敷にホームレスが暮らしています。このホームレスが建てたホームが立派すぎるのです。通常の青いビニールシートで覆った小屋に混ざって、一戸建てやアパート風二階建てが見えます。ホーム
()は有るので、ホームレスと言えない人達が暮らしています。
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東海道五十三次歩きましたー3(富士山が身近に見えます)

 5月連休に冠雪の富士山を見ながら歩くことができました。最初に見えたのは、11番目の三島宿に着く少し手前です。真っ白な雲の中に真っ白な富士山が浮かんでいました。感動です。
 13番目の原宿を過ぎた田子の浦から見えた富士山では、百人一首の「田子の浦にうち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」を思い出しました。写真の様にくっきりとした白い高嶺が松林から見えます。
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 14番目の吉原宿を過ぎて最も富士山に近づいた所で撮った富士山の写真です。
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 歩いているとマンホールの図柄が目につきます。この写真のマンホールの絵が彩色もされて、最も気に入りました。富士山とかぐや姫です。竹取物語のクライマックスは、かぐや姫が天上に戻る際、帝に残した不死の薬を、かぐや姫のいない世を悲しみ、富士山頂で不死(富士)の薬を燃やさせてしまうところです。洒落ています。
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東海道五十三次歩きましたー2(坂が多いのです)

 東海道は、平坦な道だと漠然と考えていたのですが、坂が多くて苦労しました。東海道には10ケ所の坂や峠がありました。
 最も大変なのが標高846mの箱根峠です。箱根越えは体調を万全にして覚悟を持って臨みました。1日の歩行距離を短くするため、小田原から少し歩を進めて標高96mの箱根湯本駅を出発し、峠を越えて海側の三島までの約26kmを歩きました。上りは、九十九折の車道をバイパスする階段が設けられているのですが、長い階段で体力を奪われ立ち往生している人がいました。車道をゆっくりと登っていく選択も有りだと思います。大変だったのは下りです。山道に丸い石が敷き詰められているので、足裏のマメが悲鳴をあげ、足元が不安定で滑りやすいため、途中から車道を歩きました。峠手前の芦ノ湖周辺には、樹齢およそ350年の杉が林立している杉並木が残っており見応えがあります。
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 標高の2番目は、47番目の関宿を過ぎた標高378mの鈴鹿峠です。関宿から50番目の水口宿までは、公共交通機関が無いため一気に歩き切るしかありません。JR関駅から水口宿の先のJR三雲駅までの32kmを歩きましたが、困難が予想されたため早朝6時20分に出発しました。鈴鹿峠を越えた国道1号の気温表示24℃が、水口駅手前では33℃表示になっていたので朝早く出発して正解でした。鈴鹿峠近くは完全な山道で一気に高度を上げ、峠を抜けると茶畑の広がる爽やかな高原に出ます。きれいな公衆トイレが有るのも高ポイントです。
 坂道の辛さは標高だけでなく、アップダウンや急な傾斜にもよります。一番きつかったのが、24番目の金谷宿から25番目の日坂宿までの6.5kmです。初めて道に迷ったロスも有りましたが、2時間半もかかりました。JR金谷駅から菊川坂石畳までは120m上り、菊川宿まで110m下り、小夜中山まで150m上り、日坂宿まで190m下ります。山間部で非常に景色が良い街道なのですが、傾斜が急なアップダウンは足にこたえます。版画絵の坂を右から左へと日坂に向かって下っていきます。坂の傾斜度は、日坂直前の七曲がりの急坂と、箱根から三島に下る途中の下長周辺の坂が双璧でしょう。

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日本橋を出て平坦な道が続きますが、4番目の保土ヶ谷宿を過ぎると急な権太坂(写真は権太坂標識手前)となります。標高70mの高原状の大地まで上って見渡すと、関東を徒歩で出るにはこの台地を越える必要があることが分かります。いつもトンネルを通って移動しているので気づきませんでした。
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東海道五十三次と言えば、描写が細かく躍動的な構図が素晴らしい歌川広重の浮世絵です。日本橋と三条大橋を含めた55枚の版画の中で、特に印象的なものは、風景の素晴らしかった16番目の由井の薩埵峠(さつた)で、ほぼこの絵の様な景色を見ることができます。薩埵峠へは、並行していた国道1号と別れ、急な坂道を上っていくことになります。国道1号は、断崖絶壁下の海に設けられた橋脚の上を走っており、眼下に見ながら高度を上げていきます。
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 20番目の丸子宿を過ぎると国道1号は宇津ノ谷トンネル下り(平成に完成)に入ります。江戸時代にトンネルは無かったので東海道は、標高170mの宇津ノ谷峠越えとなるのですが、途中の大正のトンネルと明治のトンネルのさらに上の峠越えで、最後は完全な山道を登ることになります。国道1号トンネルの側道を自転車が通行していたので、山越えを避けてトンネル内を歩きたい誘惑にかられます。上りのトンネルは昭和時代に完成とのことなので、江戸時代から平成までの道やトンネルが現存している場所です。写真は、宇津ノ谷峠直前の登山道入り口です。
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 他には、①戸塚から藤沢までの7.8kmは、ゆるやかに高度差55mを上り60m下る区間となります。②32番目の白須賀宿の手前に緩やかな坂があります。③53番目の大津宿から逢坂関に向かって標高差80mを緩やかに上り、旧三条通へ100m以上下っていきます。④最後に三条通りを抜けて御陵駅前を緩やかに50m上って三条大橋に向かって60m下っていきゴールです。

東海道五十三次歩きましたー1(19日間かかりました)

4月から6月初めまでの週末の休みを利用して、江戸日本橋から京都三条大橋までの東海道五十三次492kmを歩きました。昔の人は、一日に10里(39km)を歩いたので12日間から13日間の旅だったそうですが、私の場合は自宅を起点にリレー方式の9泊19日の旅でした。1日平均26km、492kmの走破に休憩時間を含めて累計111時間かかったので、平均時速4.4kmです。1日の走行時間は、短い日が3時間20分、長い日で8時間10分、1日の歩行距離は15kmから35kmでした。写真はスタート地点の日本橋です。
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 まず大事なのが靴です。日頃のウォーキングでは10km以下しか歩かないので、足裏にマメが出来なかったのですが、10kmを超えるとマメが出来やすくなります。履きなれた靴で試しておきましょう。
 道は複雑です。「決定版 東海道五十三次ガイド」東海道ネットワークの会21作成が分かり易くて助かりました。旧東海道は国道1号に出たり入ったりして縫うように進んでいきます。方角を見失ってしまうことが有るので、コンパスを準備しましょう。山間部で迷った時は、携帯電話で自分の位置確認も行いました。
 日焼け止めは必須です。4月でも日差しが強く、最初の2日間でヒリヒリと焼けてしまったので、その後ずっと使いました。6月は雨傘を日除けとして使い、こまめに水分補給をして30℃を超える日も元気に歩けました。


 多めに水分補給をしているので、2時間おきにトイレに行きたくなるのですが、街道沿いに公衆トイレがほとんどありません。公衆トイレは、箱根のような観光地や整備された宿場に設置されていますが、数がとにかく少ないのです。
 コンビニにトイレが有るので助かりました。トイレを借りて飲料や昼食を買って、距離を延ばしていきます。街道が国道1号の場合は、コンビニが点在しているので安心ですが、三島から吉原までの23km間は、トイレ(コンビニ)を見つけることができず苦労しました。この区間は幸いにもJRと並行しているので、寄り道して駅のトイレを借りましょう。


 

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